よみがえる唐津城 唐津城石垣再築整備事業
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経緯・事業計画

 
 

石垣再築へ

   
 
 唐津市のシンボル的な施設であり歴史・観光資源である唐津城の石垣が、長い年月を経て「はらみ・ゆるみ」を生じ、石材自体にもひび割れや劣化が見られるようになってきました。
唐津市では、平成5年度に「唐津城址本丸石垣調査業務」を実施し、石垣の状況調査を行い、はらみ等の変状が起きている箇所を確認し、その後経過観察を行いながら状況を注視してきました。その中、平成17年1月20日〜22日に佐賀県立名護屋城博物館で開催された第2回全国城跡等石垣整備調査研究会の際に、石垣の専門家の方々が唐津城の石垣を視察され、崩落の危険性及び修復の必要性を指摘されました。
 平成17〜18年度にかけて、「唐津城石垣健全性調査業務」を実施し、石垣の立面図化や背面のボーリング調査等、詳細な調査を行うと共に、「唐津城石垣修復専門委員会」を立ち上げ、土木分野や文化財など様々な観点から検討を重ね、貴重な文化財的価値を有する石垣を伝統技法により積み直すこととなりました。
平成19年度に「唐津城石垣修復実施設計及び耐震設計業務」を実施し、引き続き委員会において、石垣修復範囲や事業年次計画、既存天守閣の耐震補強工についての検討を重ね、「文化財的価値を損なわない内容・方法で修復を行い、事業そのものを観光資源とし観光面との調和を図る」とこを基本に、築城400年を迎えた平成20年度より「唐津城石垣再築整備事業」に着手しました。
 
 
 
   
平成20年度に本丸東側石垣(15面)を解体し、工事用仮設搬入路を設置
平成21〜26年度のT期事業では、本丸西側石垣(1〜3面)、天守台石垣(6〜8面)、本丸南側石垣の一部(9面西側)を再築
平成27〜令和3年度のU期事業では、本丸南側石垣の残り(9面東側、10面)、本丸東側石垣(12面〜16面)を再築予定
 
事業実施に伴い「唐津城石垣再築推進委員会」を新たに立ち上げ、事業の円滑な推進のため、土木分野、文化財の見識者に意見を求めながら、歴史ある石垣の保全と来訪者の安全確保のため石垣を再築しています。
今後、唐津城をさらに100年、200年と将来に継承していきます。
 
      
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