よみがえる唐津城 唐津城石垣再築整備事業
サイトマップ お問い合せ先一覧
トップページへ戻る 歴史 経緯・事業計画 石垣修復の手順 現在の状況 過去の工事 唐津城ご案内
 
  唐津城の歴史
   
 

解体
 

1. 発掘調査

工事前に事前の発掘調査を行い遺構の記録保存を行います。
 

2. 石垣清掃

石垣の解体前に、築石表面の除草などを行い、洗浄機で洗浄します。
 
     

3. 解体・修復範囲の縄張り

 
石垣清掃後、解体・修復範囲に沿って紐をはり、解体修復範囲を明示します。
 
     

4. 番付

 
築石および間詰石の表面に水平器を用いて水平にガムテープをはり、マジックで石材1個ごとに番号を付けます。
 
     

5. 線引

 
水平・垂直方向に50cm間隔で格子状に線引きし、復元時の目安とするため1m間隔で築石に墨打ちを行い、立面写真を撮影します。
 
     

6. 合わせマーキング

 
築石および主な間詰石に解体前に合わせ状況をマーキングし、復元時に隣接する石材との位置関係の目安とします。
 
     

7. 写真撮影

ここまでの石垣を撮影し、修復時の資料とします。
 

8. 足場架設

 
石垣解体全面に足場を架設します。
 
     

9. 石垣解体

 
上段から1段ごとに背面を掘削し、裏込石の再利用の可否を選別しながら除去した後に、1石毎にクレーンで吊り、築石を取り外します。また、石垣解体と並行して、裏の栗石や盛土の文化財調査も行います。
 
     

10. 解体時調査

 
クレーンで築石を吊ったまま合わせ状況、介石・裏込石の状況を確認し、記録します。
 
     

11. 背面図化

1段毎に、上空より写真撮影を行い、背面の状況を図化します。
 

12. 石材調査

 
解体した築石は仮置場に移動後、寸法・石質・加工状況などを調査記録し、順番に並べます。
 
     

13. 解体完了

   
     
 
 
 
 
 
修復構造検討
     

1. 構造の検討

 
詳細(PDF)
解体作業完了後、各調査資料を元に、石垣変状の原因を探り、時には最新の3Dシステムを使用して、石垣積み直しの構造を検討します。また、場合により補強工法に現代工法を取り入れます。
 

2. 構造の決定

土木・文化財の専門家で構成された「唐津城石垣再築推進委員会」に意見を求めながら、修復構造を決定します。
 
 
積み上げ
     

1. 丁張り台設置

石垣積み直しのための基本的な勾配となる丁張り台を設置します。
 
     

2. 足場架設

石垣積み直しのための足場を架設します。
 
     

3. 石垣積み直し

 
丁張りに基づき、熟練した石工の手により、勾配・出入・高さを調整しながら在来工法で石を積み上げます。
     

4. 裏込石投入

1段ごとに、石垣背面に裏込石を投入して締め固めます。
 
     

5. 天端処理

   
石垣および裏込石敷設の天端は遮水性を保持できるよう粘性土を敷設し叩きしめます。
     

完了

 
     
お問い合わせ先一覧
ページ上部へ
プライバシーポリシー